自分の人生は自分で決める 進学校中退→米国大卒→都市銀行→急成長ITベンチャー in ベトナム

自分の人生は自分で決める 〜人に予測されない人生を〜/Mune's Blog

僕はお金を稼ぐために生まれてきたわけじゃない、自分の人生を生きるために生まれてきた。

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金融業は高級取り

「銀行辞めるなんて勿体なくない?給料も良かったでしょ?」

 

知り合ったばっかの人にはしょっちゅう言われる言葉、でも俺の生き方を間近でみてる人には一切言われない言葉。笑

 

確かに給料はよかった。2015年の日本人の平均年収が414万円、 男性の平均年収が511万円というこの事実を考えると確かに銀行員時代の年収は3年目の時点で既にほぼほぼ平均年収に近かったのは事実だ。

 

更にもっと言えば、ある程度の営業成績を叩き出していて上司や部店長からの評価も悪くなく、昇進試験に受かりさえすればあと4年で、一番最初につける役職に就くことができ、大台といわれる年収1,000万手前までいっていた。29歳でそのくらい稼いでいれば、ウハウハだろう。社会的地位やブランド力も悪くない。そういう女の人に興味があるかは置いといて、女の子を探すのにもあまり困らないだろう。

 

この事実を伝えれば、知れば、より一層、「勿体ない」という表現に繋がるだろうか?

 

「お金」という観点やはたまた「引退までの地位・名声・社会的ブランド力」で見れば明らかに勿体ないんだろう。

たった一度の人生、何の為に生きる?

でも、「人生」という観点でみたら?

 

その「お金」という対価を得る代わりに、自分が一切興味を持てなくてモヤモヤしていたり、先輩や上司の顔を一生伺いながら働いたり、プライベートがどれだけ充実していても、日曜の夜に憂鬱になり、月曜の朝に胃がキリキリしていたら?

 

はたまた、マイカー・マイホーム、それもかなりいい車や物件を手に入れて、綺麗な奥さんを捕まえて幸せな結婚生活を手に入れた・・・と思いきや、蓋を開けてみたら今の生活水準をキープするためや周りからの目や声もあることから、迂闊には転職できず、奥さんも子供ができてから、いや結婚し始めた時から変わって、今ではただの鬼嫁、常に頭にあるのは目標未達成の数字のみ。

 

唯一の心の救いは子供の笑顔。それも上司との飲みから帰ってきて深夜1時に拝める就寝前の30分だけ。

 

それだったら何のために生きてるかわからなくない?

 仕事もプライベートも充実させたい

僕は究極の理想主義だ。いつも、プライベートを充実させる方法だけは知っている。アメリカに留学しても宮崎にプチ移住しても、東京に戻ってきても。

 

でも俺は仕事も充実させたいんだ。別につらくたっていい。勤務時間が長くたっていい。でもプライベートで貸切キャンプを企画する時みたいに、ワクワクしたい。みんなが楽しんでる姿を見て鳥肌が立ちたい、心が震えたい。

 

こういう仕事ってないと思う? いやあるよ。本当に少数かもしれないけど、現に実践してる人を知ってるから。

 

仕事はつまらないもの?だるくて当たり前?つらくて当たり前?

 

そんな社会の雑音は聞き飽きた。仕事を辞めて、俺はこの1年間でいろんな人にあっていろんな人生を見てきた。東南アジアを旅して、ヒッチハイクして、野宿して、人の家に泊まって・・・

 

決して資本主義の最前線でバリバリ働いてた時には出会えなかった人にもたくさんあった。お金は全然ないけど、シェアハウス経営してて精神が豊かでめちゃめちゃキラキラしてる人、19で静岡から大阪に歩いて、日本で一番ホームレスが多いあいりん地区で1年ホームレスして、今は自分の夢を叫んで大阪の駅前で靴磨きを毎日しているオーラがはんぱないやつ、ケツバットで金稼ぎながら日本一周ヒッチハイクしてるやつ、とにかくいろんな人に出会って、人生の生き方は多様であり、自分の人生を充実させるコツは大手企業で部長になることではないと1000%確信した。

何が自分にとって一番大事なことか?その答えを見出すのが重要

しかし、ここで考えなければならないのは自分の価値観の重きがどこにあるかということである。

 

ある人は結婚、ある人はお金、ある人は安定 というように人それぞれ自分が一番欲しいものが心の声として存在する。僕にとっては間違いであるかのように感じるもののそれは人間である以上、自分のものさしで人を測ろうとしてしまうからであって実際にその人が幸せであればそれでいいのである。

 

そして俺にとっての幸せはなにか?という質問に対しては

 

自分のキャリアを通して、何かを成し遂げたい

 

ということである。

 

Not work career, but life career

僕はいつも「キャリア」という言葉を使う時に、work careerではなくlife careerで考えるようにしてる。

 

つまりは自分の仕事としてのキャリアではなく人生としてのキャリア。

 

それはつまりどういうことかというと、80歳、90歳、死を迎える前になって、もはやお金も肩書きも地位も何も関係がない年に、自分が何をやってきたか、孫に誇りを持ってストーリーとして伝えられるか。

 

である。

 

だから、今の僕はお金も結婚も安定もいらない。欲しいのは経験だけ。なにかやる時に決める判断基準は「自分の人生が面白くなるか」だけ。

 

だから全て捨てられる。背負える。

 

実は今回、途上国勤務×教育×ITで見事どストライクにはまった企業に応募して内定を頂いた。ただ当初の問題として、学生インターンしか募集していなかった。

それでもどうしてもやりたかった僕は月3万円のそのポジションに応募した。

いろいろ話を進めていくうちに、企業側が無理やり自分の為に枠を作ってくれて給与も提示してくれることになりましたが・・・

 

ということで、9月からベトナム行ってきます。

 

ずっと、自分の夢でした。

 

僕が高校時代に荒れて更生してから、NIC(留学斡旋機関)に入って猛勉強するようになって、少し経ってから社会学を勉強して。インドの人身売買を知って、フィリピンのゴミ山を知って、世界の貧困を知って、頭をガツーンとやられた感覚でした。

今まで生きてきた自分の世界が小さすぎて。自分の常識が通用しなさすぎて。

 

自分がたまたま日本に生まれたこの小さいけど大きすぎる幸運にただひたすら感謝をして、それと同時に、世の中のこの人達の為に何かをしたいという魚の骨のように喉にずっと引っかかっていて、それでも22歳のギラギラした若者には、不安もあり、また大企業の地位とお金を得てみたくて経験したけれども、2年半経験してみてやっぱりそれだけの為に亀のようにじっと耐える人生は僕には描けなかった。

 

1年間放浪してみて、自分の中ではやりきった感が徐々に出てきて、ベンチャーを中心に面接していく中で、彼らは少数でも本気で世界を獲りに行く気持ちで、そんな人たちと話してたらやっぱり心震えるし、熱量が一緒だし、もう一度「企業を通して大きなことをやっていきたい」という気持ちが芽生えてきて、そして今回6年越しの夢を叶えることができた。

 

転職仲介事業を趣味のようにやられてるエンジェル投資家の方にふとしたご縁でお会いすることができて、昔も今も社会の最前線でバリバリやられてた方なので言葉の重みが全然違うわけで、

 

そんな人に今回最初の方色々と悩んでいて転職活動中に言われたのは

 

「どこに入るとかどの業種だとかそういうのはあまり関係がない。大前提が間違っていて・・・君は今は何もない若者。だから次に大事なのは何かを成し遂げること。ついていく人は重要だけどね。」

 

というお言葉を頂戴しました。

 

だから今回、途上国で僕よりも恵まれない人の為にビジネスで貢献できる仕事をしてきます。9/12からベトナム行ってきます。どんなことをやるかは・・・実は今あるものを制作中なので乞うご期待。

 

とりあえず、アメリカ留学から帰ってきて3年半、皆さんのおかげで特にここ直近は、人生がやばいくらい充実してます。本当にありがとう。

 

人生を充実させるコツは、自分を愛して周りを愛することだと本気で思います。これを実践する為に少しだけ必要なのがお金だったり、安定だったり、こういった付加要素かな。

 

あと2ヶ月・・・!!悔いのないよういろんな意味で残りわずかな日本人生を真剣に生きていきますのでよろしく!!!!

 

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 ムネ

 

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